素材の存在論から学ぶ服づくり哲学とデザイン実践の新視点2026年版
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素材の存在論から学ぶ服づくり哲学とデザイン実践の新視点2026年版

素材の存在論とは、一言でいえば「素材は世界の中でどう存在し、私たちとどう関わるのか」を問う視点です。単なる生地スペックではなく、モノの側から世界を見る試みだと捉えるとイメージしやすいでしょう。

2026年のファッションやプロダクトの現場では、サステナビリティやトレーサビリティが叫ばれる一方で、「本当に良い素材とは何か?」という根本的な問いが置き去りにされがちです。そこで、哲学や社会学で議論されてきた存在論を手がかりに、素材そのものの在り方を見直す必要が出てきています。

本記事では、哲学・社会学の議論や研究(「新しい存在論」「存在論的デザイン」など)と、junhashimotoのものづくりの哲学をクロスさせながら、実践的な「素材の存在論」の考え方を解説します。具体的なデニムやジャージー素材の事例も交え、今日から企画や買い付け、ものづくりに活かせる視点をまとめます。

素材の存在論とは何か:モノの視点から世界を見る

存在論と「モノ志向」の基本をやさしく整理

まず押さえたいのは、素材の存在論は難解な哲学用語ではなく、「モノ側から世界を見る姿勢」だという点です。追手門学院大学の三上剛史氏は「新しい存在論」を、モノと人間を同等のアクターとして扱う潮流だと整理しています(https://www.i-repository.net/contents/outemon/ir/402/402200301.pdf)。つまり、人だけでなく、布や糸もまた世界を形づくる主体として捉え直す動きなのです。

社会学や哲学での存在論とは、「何が、どう在るのか」を問う学問領域です。物理的な実在だけでなく、色や質感、ブランドストーリーのような「意味」も含め、世界の構成要素を整理します。「新しい存在論」はその中で、フラット・オントロジーという考え方を通じ、モノと人間のヒエラルキーを相対化しようとします。素材の存在論は、これを服づくりやデザインに落とし込んだ応用編と考えると理解しやすいでしょう。

  • 存在論=「何がどう在るか」を問う学問領域
  • 新しい存在論=モノと人を同列に扱う思想潮流
  • 素材の存在論=それを服づくりやデザインに応用した視点

フラット・オントロジーとは

三上剛史氏が紹介するフラット・オントロジーは、人間とモノを一列に並べ、どちらが上という序列を付けない存在理解です。ボタン、ジッパー、デニム生地、デザイナー、ユーザーが、ひとつのネットワークを形づくるアクターだと見なすことで、素材選びや仕様決定そのものが、社会や文化を動かす行為だと再認識させてくれます。

哲学研究に見る存在論と芸術・モノの関係

哲学の世界でも、存在論は芸術やモノと密接に結びついてきました。帝京大学の米澤克夫氏は、ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の存在論を検討し、芸術作品を「永遠の相のもとに見られた対象」として論じています(https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kyonezawa29.pdf)。ここでは、作品=モノが単なる物体ではなく、時間を超えた意味を帯びた存在として扱われます。

この視点を素材に引き寄せると、デニムやコットン、ウールといった生地は、単に消費される物質ではなく、時間をまとった存在として見えてきます。履き込まれたヘビーオンスデニムの色落ちや、10年着てもへたらないTシャツ生地は、まさに「永遠の相」をまとった対象です。素材の存在論とは、こうした時間性や物語性を、設計段階から意識するためのレンズでもあります。

  • ウィトゲンシュタインは芸術作品を「永遠の相」のもとに見ると述べる
  • 素材も時間や物語をまとう存在として理解できる
  • 色落ちや経年変化は存在論的に重要な要素

永遠性とプロダクト寿命

ウィトゲンシュタインの「永遠性」は、無限の時間ではなく「無時間性」として説明されます。素材設計でいうなら、単に長寿命であれば良いのではなく、使われる瞬間ごとに新しい意味や快適さをもたらす在り方が鍵になります。10年同じTシャツを着続けても価値が色あせない状態こそ、素材の存在論的な理想像だと言えるでしょう。

junhashimoto流・素材の存在論:ストーリーをまとう生地

海外信仰より素材のストーリーを優先する判断軸

素材の存在論を最もわかりやすく体現しているのが、junhashimotoとEDWIN「JERSEYS」のエピソードです。一般に「EDWIN=ダサい」というイメージがある中で、橋本淳はあえてEDWINとのコラボを選びました。その理由は、JERSEYSという素材のストーリーはEDWINのものであり、海外信仰に合わせてLEEやWRANGLERのタグを載せ替えると、素材の存在がねじ曲がると感じたからです。

ここには、「ブランド名より素材そのものの物語を尊重する」という明確な姿勢が表れています。素材の存在論の観点では、タグやロゴよりも、どのような歴史と思想をもつ工場・企業が、どんな背景からその生地を開発したかが重要です。JERSEYSの伸縮性や快適さは、そのままEDWINの技術と物語の結晶であり、それを別ブランドの文脈に塗り替えることは避けるべきだ、という判断だったわけです。

  • EDWINのJERSEYS素材は、本来EDWINのストーリーを背負う
  • 海外信仰に合わせてタグだけ変えると素材の物語が歪む
  • 素材の存在論ではロゴより素材の由来と文脈を重視

「ダサい」を引き受ける戦略

橋本淳は、自身もEDWINに「ガチャガチャしてダサい」イメージを持っていたと正直に語ります。それでもなおコラボを選んだのは、素材のストーリーを守りつつ、有名人や有名ショップに履いてもらうことで、そのイメージ自体を書き換える可能性を見たからです。ここではブランドが素材を利用するだけでなく、素材の側からブランドの意味を再編する、双方向の関係が生まれています。

仕様を削ぎ落とし素材の声を増幅するデザイン

JERSEYSコラボでは、既存のEDWINサンプルにあった「ウエストの派手なリブ」「虹色ステッチ」などをあえて削ぎ落とし、素材のストレッチ性と“ジャージ”的快適さを最大限に感じられる仕様へと組み替えています。リブはベルト裏に隠し、ステッチは503から引用したオーセンティックな見え方に整理。これはまさに、素材の存在論的に言えば「素材の本質を阻害するノイズを取り除く」デザインです。

結果として完成したデニムは、異常な横伸びのストレッチと、股上や膝下シルエットの絶妙なバランスにより、「誰でも・いつでも・どんな履き方でもサマになる」パンツになりました。飛行機に乗りまくるジェットセッターが「これ以外で飛行機に乗れない」と語るほどで、ここには素材・パターン・ユーザーの三者が、ひとつのネットワークとして快適さを生み出す関係が見て取れます。

  • 余計な意匠を削ぎ落とし素材の快適さを前面に出す
  • ストレッチ性×シルエット設計であらゆる体型とシーンに対応
  • ユーザーの強い愛着が素材の存在価値をさらに高める

赤タブという存在論的ディテール

ポケット脇の赤タブは、LEVI’S以外ではEDWINしか使えない特別なディテールです。橋本はこれを「最もEDWINにした理由」と語ります。ここで赤タブは、単なる装飾ではなく、「これはEDWINの素材ストーリーを背負ったプロダクトである」という存在論的なサインとして機能しています。小さな布片が、素材の出自と物語を凝縮している好例と言えるでしょう。

カイハラデニムに見る「育つ素材」の存在論

ヘビーオンス×ノンストレッチで時間をデザインする

カイハラデニムを使ったイージータックパンツの事例は、素材が時間とともに変化し続ける存在であることを教えてくれます。13オンスという分厚いノンストレッチデニムは、パンツ素材としては「履きづらい」と見なされがちですが、junhashimotoはあえてこのハードルを受け入れ、「履きこなした1年後の方が確実に良い面をしている」と語ります。

一般的な市場では、ストレッチデニム全盛で「楽さ」が最優先されがちです。しかし素材の存在論の観点では、今この瞬間の快適さだけでなく、色落ちやシワが刻まれた1年後、3年後の表情まで含めて素材を評価します。ヘビーオンスのデニムは、その厚みゆえにコントラストの効いた色落ちが生まれ、ユーザーの生活と身体の動きを刻んだ「履歴の記録装置」として機能するのです。

  • 13オンスのヘビーオンスデニムは時間とともに魅力が増す
  • ノンストレッチは「履きづらさ」と引き換えに豊かな表情を生む
  • 素材の存在論では経年変化も含めて素材を評価する

イージータックとの「神バランス」

履きづらいはずのヘビーオンスを、イージータックパンツという“楽に履けるパターン”に落とし込むことで、「育てがいのあるパンツ」に昇華している点も重要です。ここではパターン設計が、素材のゴツさを中和しつつ、時間とともに現れる色落ちの良さを最大化する「媒介」として機能しています。素材・パターン・ユーザーの三者が互いを前提に存在している点が、存在論的なネットワーク思考そのものです。

スペックより「面構え」で素材の本質をつかむ

素材の存在論的な姿勢は、スペック至上主義への批判ともつながります。橋本淳は、ある日本を代表するブランドのTシャツを3年以上着続けても全くくたびれなかった経験から、そのTシャツの生地を徹底的に研究し、自身のブランドのベーシックT開発に活かしました。ここで注目されたのは、オンスや混率といった表面的なスペックより、「3年経ってもなお崩れない面構え」そのものでした。

北海道大学の宮﨑隆志氏は、マルクス『経済学・哲学草稿』の人間存在論を通じて、「道具の高度化が生産システムと主体の位置を変える」と論じています(https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/repo/huscap/all/49952/Miyazaki-1.pdf)。これを素材に敷衍すると、生地や糸の選択が、ユーザーの生活スタイルや体の動き方そのものに影響を与えると言えます。スペックに翻弄されず、実際に長年使われた「結果」を見ることが、素材の存在論的な評価には欠かせません。

  • スペックより長期使用後の「面構え」を重視する
  • 素材選択はユーザーの生活様式や身体の使い方を変える
  • マルクス的な存在論は道具=素材の社会的影響を強調

サンプル検証は「存在の追跡」

Tシャツを3年以上着続けた結果を起点に生地を遡る行為は、いわば素材の「存在の軌跡」を逆算する作業です。どの紡績、どの撚糸、どの編み立てがこの耐久性と風合いを生んでいるのかをたどることは、存在論的に素材を理解する最も実践的な方法のひとつです。

存在論的デザインと素材:AI時代の新しい実務感覚

存在論的デザインと「Undo可能な」ものづくり

デザイン領域では、Hiroto Okuda氏が「存在論的デザイン」を、フーコーの「知の考古学」と結びつけて論じています(https://note.com/tolero/n/n7f4dc7b3c582)。ここでのポイントは、デザインを過去―現在―未来の可逆的な運動として捉え、Undo(元に戻す)可能性を意識することです。素材の存在論的に言えば、素材選びや仕様決定を「後から修正できる余地」を残しながら行う姿勢が重要になります。

具体的には、縫製方法や付属の選択でリペアやリメイクがしやすい設計にする、パターン展開で体型変化に対応しやすい余白を残す、といった配慮が挙げられます。こうした設計は、素材が一度商品になって終わりではなく、ユーザーの手元で繰り返し再構成される「オープンな存在」であることを前提にしています。

  • 存在論的デザイン=モノが存在し続ける条件から考える設計
  • Undo可能性=あとから直せる・変えられる余白を持つ仕様
  • 素材は一度売って終わりでなく、再構成され続ける存在

考古学的リサーチとしての素材選び

Okuda氏が語る「デザイン考古学」は、過去の知やモノの層を掘り起こす営みです。素材選びでも、アーカイブの生地サンプルや過去の名品を掘り返し、その素材がどのような環境・文化の中で生まれ、どんな使われ方をしてきたかを調べることが、存在論的デザインの第一歩になります。

AI・データ時代でも失われない素材の声

2026年現在、AIやデータ解析によるトレンド予測や在庫最適化が進む中で、「どの素材が売れそうか」を数字で判断する場面が増えています。しかし、素材の存在論の観点からは、売上データだけでは捉えきれない「素材の声」が確かに存在します。それは、履き込んだデニムの膝裏のヒゲ、何度洗っても型崩れしないTシャツの首元、といった、身体と時間が刻んだ痕跡に表れます。

AIは売れ筋の傾向を示してくれますが、「なぜこの素材に人が執着するのか」「どんな場面で心地よさが発生しているのか」といった存在論的な問いには、人間の観察と解釈が欠かせません。junhashimotoが「このパンツは一本で済まなくなる」と言うとき、それはデータではなく、実際に色違いで買い足した顧客やジェットセッターの声を通じて掴んだ素材への中毒性の感覚です。

  • AIは売れ筋を教えてくれるが「なぜ好きか」は教えてくれない
  • 素材の声は身体と時間の痕跡(ヒゲ・ヨレ・色落ち)に宿る
  • 人間の観察と語りが素材の存在論的価値を可視化する

レビューより「語り」を集める

実務的には、ECレビューの星評価だけでなく、「このパンツ以外で飛行機に乗れない」といった具体的なエピソードを集めることが重要です。こうした語りは、素材がどのような生活の場面で、他に代えがたい存在となっているかを教えてくれる、存在論的なデータだと位置づけられます。

素材の存在論を現場で活かすための実践チェックリスト

企画・仕入れで使える5つの質問

最後に、企画や仕入れの現場ですぐ使える、素材の存在論チェックリストをまとめます。重要なのは、「この素材は何でできていて、いくらで買えるか」という問いに加えて、「この素材は世界の中でどのように存在し、何と結びついているか」を問い続けることです。以下の5つの質問を、打ち合わせやサンプル検討の場で投げかけてみてください。

1. この素材はどんな歴史やストーリーを背負っているか(例:カイハラの産地や技術、EDWINのJERSEYS開発背景)
2. 1年後・3年後にどう変化しているのが理想か(色落ち、ヨレ、光沢など)
3. どんな仕様やパターンなら、その変化が一番美しく現れるか
4. ユーザーのどんな生活シーンで「代えがたい存在」になりうるか
5. タグやディテールは、その素材の出自と物語を正しく伝えているか

  • 素材の存在を「今」と「時間軸」の両方でイメージする
  • 仕様・パターン・タグは素材の物語を補強する役割と考える
  • ユーザーの具体的な生活シーンまで想像して設計する

チームで共通言語を持つ

これらの質問をチームの打ち合わせシートに組み込み、毎回の企画で必ず確認するだけでも、意思決定の質は大きく変わります。「この素材は、どんな存在として生きてもらう?」と問い合うことが、ブランド全体の世界観を揃える共通言語になります。

ブランドストーリーと素材の存在論を接続する

ブランドの世界観を強く打ち出したいときこそ、素材の存在論を意識するべきです。抽象的なコンセプトワードより、「このデニムは1年後にこう育つ」「このジャージーは飛行機とオフィスを何度も往復する」といった、素材単位の物語の方が、ユーザーの生活実感に直結します。

日本哲学会『哲学の門』では、メルロ=ポンティやガダマーなど、身体性や遊びの存在論を扱う論考が収められています(https://philosophy-japan.org/wpdata/wp-content/uploads/2023/03/85429ee5acf25a6b632ce5f17b28a85d.pdf)。これらは、人が世界とどう関わるかを精緻に論じたものですが、ファッションの文脈に引き寄せるなら、「身体と素材が出会う瞬間の充実」をどう設計するかのヒントが詰まっています。ブランドストーリーもまた、その瞬間を最大化するよう素材から組み立てていくべきでしょう。

  • ブランドストーリーは素材単位の具体的な物語に落とし込む
  • 身体と素材が出会う瞬間の体験を中心に物語を構成する
  • 哲学的な存在論は体験設計のヒントとして活用できる

コピーライティングにも存在論を

商品説明文で「柔らかい」「履きやすい」といった抽象的表現だけでなく、「一日中デスクワークでも腰が痛くならない」「機内で8時間座っても膝が突っ張らない」といった、素材がどのような“存在”として振る舞うのかを描写することで、ユーザーはその素材と自分の生活の関係を具体的にイメージできるようになります。

まとめ

素材の存在論は、単なる哲学用語ではなく、素材・パターン・ユーザー・ブランドをひとつのネットワークとして捉え直す実務的な視点です。カイハラデニムやEDWIN JERSEYSの事例が示すように、ストーリーと時間性を意識した素材選びと設計は、ユーザーにとって「代えがたいモノ」を生み出します。AIやデータが進化する2026年だからこそ、素材そのものの声に耳を澄ませることが、差別化と信頼構築の鍵になります。

要点


  • 素材の存在論=「モノ側から世界を見る」服づくりの視点

  • ブランド名より素材のストーリーと出自を尊重する姿勢が重要

  • ヘビーオンスや高耐久Tシャツなど「育つ素材」は時間軸で評価する

  • 存在論的デザインはUndo可能性とユーザー生活の具体場面を前提に設計する

  • 企画・仕入れ時の5つの質問で、素材の存在論を現場に落とし込める

次の企画会議やサンプル検討の場で、ここで挙げた5つの質問をチームで共有してみてください。「この素材はどんな存在として生きていくのか?」と問い直すことから、ブランドならではのストーリーと、本当に長く愛されるプロダクトが立ち上がってきます。

よくある質問

Q1. 「素材の存在論」は難しい哲学用語ですか?

いいえ。哲学や社会学の議論を踏まえつつも、実務レベルでは「モノ側から世界を見る姿勢」と捉えるとシンプルです。素材がどんな時間を生き、誰とどう関わるかを想像しながら企画するための実践的な考え方です。

Q2. 素材の存在論は、コストや納期が厳しい現場でも活かせますか?

活かせます。コストや納期の制約は前提として、その中で「この素材は1年後どうなっていてほしいか」「どんなシーンで代えがたい存在になるか」といった問いを追加するだけでも、選択基準と優先順位がクリアになり、結果的に返品率の低下やリピート購入の増加につながりやすくなります。

Q3. AIツールで素材の存在論的な判断も代替できますか?

現時点では難しい部分が多いです。AIは売上やレビュー傾向を分析するのは得意ですが、「なぜこのパンツじゃないと嫌なのか」といった存在論的な執着や愛着は、具体的なユーザーの語りからしか読み取れません。AIは補助として使いつつ、現場の観察と対話を重ねることが重要です。

Q4. 小規模ブランドや個人デザイナーにも必要な視点でしょうか?

むしろ小規模だからこそ大きな武器になります。大量生産・大量投下で勝負できない分、「この素材、この仕様だからこそ生まれる体験」を深く設計し、ユーザーとの長期的な関係を築く必要があります。素材の存在論は、そのための思考ツールとして非常に有効です。

Q5. エシカルやサステナブルとの違いは何ですか?

サステナビリティは主に環境負荷やトレーサビリティに焦点を当てますが、素材の存在論は「素材が世界の中でどのような意味と役割を持って存在するか」にまで踏み込みます。結果として長く愛されるプロダクトを生みやすくなるため、廃棄削減にもつながりやすく、サステナブルな取り組みを内側から支える視点だと言えます。